日記初め

mikidaisuke2006-06-08

写真家で、θproject仲間の大石さんがブログを書いているので、
僕も真似して書いてみる事にしました。

昨日の夜、珍しい電話がありました。タレント事務所関係の方からの電話で、
2年前に書いた脚本をもう一度検討したいという内容でした。あるアイドルに向けて書いた脚本だったんだけど、
ボツったまま2年が過ぎていたものです。
久しぶりに読み返してみました。読んでみたら自分でも嫌になるくらい、いい加減で...。
アイドルものだからあんな書き方をしたのか、よく覚えてないのですが、ずいぶん内容が遠慮している。
もっとボロボロのボロクソにドラマを描かないと面白くならない。
キレキレイな作品を作ると、映画が完成したとき絶対後悔するんです。『フォーチュン』の時に経験済みなのに。
試写の時のあの緊張感。それを思い描きながら、緊張感を持って脚本が書けていないから「頼まれ仕事」って感じが
全面に出ているんだろうな。どうもつまらない。クライアントさんにも申し訳ない。
面白い脚本って、泥臭さが必要でしょ? 上手に終わる結末なんて何も心に残らないでしょ。
そう2年前の自分に言いたい。